Report施工実績

看板LED化
看板LED化
2025.09.09

看板の蛍光灯、2027年で製造終了。LED化で夜間の明るさとコストを両立

エリア 東京都豊島区
業種 看板
アイテム 袖看板
種別 照明交換

制作概要

【施工事例紹介】袖看板のLED化・意匠変更・フレーム改修工事(全8台対応)

◆ 概要

都内某ホテルの袖看板(縦長突出し看板)全8台に対して、以下の改修工事を一括で実施しました。

  • 蛍光灯照明 → LED照明への交換(内照式)

  • 看板意匠面の全面リニューアル

  • 鉄骨フレームの補修・補強

  • 看板外枠の塗装仕上げ

照明・デザイン・構造すべてにおいて刷新した、大規模なサイン再生プロジェクトです。


◆ 背景と課題

従来の袖看板は蛍光灯照明が使用されており、以下のようなリスクを抱えていました。

  • 照度不足や光ムラによる視認性の低下

  • 表示面の劣化・褪色

  • フレームの錆や塗膜の剥がれによる老朽化

  • 高所作業による保守コストの増大

さらに、**経済産業省による蛍光灯の製造・輸出入禁止措置(2027年末施行)**が迫っており、看板のLED化が急務となっていました。


◆ 工事内容詳細

① LED照明化(内照式)

  • 従来の蛍光灯器具をすべて撤去し、高輝度の直管型LEDユニットを設置

  • 消費電力を大幅に削減(最大60%)

  • 光ムラのない均一な照明を実現し、夜間の視認性を大幅アップ

  • 発熱も少なく、**安全性と長寿命(40,000時間以上)**を両立

② 意匠面のリニューアル

  • アクリル面はそのままに、内側から透過フィルムを貼り替え

  • 色味・ロゴのデザインを一新し、よりスタイリッシュな印象へ

  • 表示面を照明と連動して視認性を最大限に高める設計に

③ フレーム・鉄骨補修

  • 看板本体のフレームに点検・補強を実施

  • 一部腐食部位は補修・塗装し、安全性を向上

  • 高所作業車を使用し、夜間作業で周辺環境にも配慮

④ 塗装仕上げ

  • フレーム外枠全体をブラック系で再塗装

  • 看板全体の印象を引き締め、視覚的にも統一感あるファサード


◆ 施工前後比較のポイント

【施工前】

照明蛍光灯(光量不足・ムラあり)

意匠色褪せ・旧デザイン

錆びや剥がれあり

【施工後】

LED(明るく均一な発光)

新デザインへ変更

色味くっきりフレーム錆びや剥がれあり全面補修・塗装により高級感と統一感を演出メンテナンス性蛍光灯交換・

高頻度長寿命LEDによりランニングコスト削減

メンテナンス性 【施工前】

蛍光灯交換・高頻度

メンテナンス性 【施工後】

長寿命LEDによりランニングコスト削減


◆ LED化と意匠変更を同時に行うメリット

  • 一度の高所作業で複数工程を完了でき、トータルコストを圧縮

  • サイン全体の見た目が統一され、ブランドイメージが向上

  • LED照明で電気代削減 + 環境対応にも貢献

  • 老朽化による安全リスクを回避し、建物の信頼感アップ


◆ 蛍光灯照明は2027年で終了予定!

現在使用されている直管蛍光灯(FL・Hf・HID等)は、2027年12月末をもって製造・輸出入が禁止されると発表されています。

交換球が手に入らなくなると、既存看板のメンテナンス自体が不可能になるため、計画的なLED化が推奨されます。


◆ まとめ

今回の施工は、照明・意匠・構造の全方向から看板を見直すことにより、夜間の集客力・安全性・ブランド訴求力をトータルで向上させる成功事例となりました。

看板に関するお悩み(光らない・古い・壊れそう…)をお持ちの方は、照明・意匠・フレームの総合リニューアルをご検討ください。

📩 ご相談・現地調査・お見積もりはすべて無料です。

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