袖看板(突出し看板)は、建物の壁面から垂直に突き出す形で設置する看板です。道路を歩く人・走る車の「進行方向の視線」に対して正面から情報を届けられるため、通り沿いの店舗で「気づかずに通り過ぎてしまう」問題を解消する最も効果的な看板のひとつです。本記事では、袖看板の種類・費用の目安・設置方法・屋外広告物の許可申請まで徹底解説します。
この記事でわかること
- 袖看板(突出し看板)の種類と特徴の違い
- 電照・非電照の選び方
- 設置に必要な許可申請の基礎知識
- 費用の目安と製作スケジュール
- ビルテナント・路面店別の設置時の注意点
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袖看板(突出し看板)とは
袖看板とは、建物の外壁・柱・テント支柱などに取付金具を設置し、壁面から垂直方向(歩道・道路側)に突き出した状態で表示する看板の総称です。「突出し看板」「アーム看板」とも呼ばれます。
ファサードサイン(建物正面の横長看板)は、正面から見たときに視認性が高い反面、通り沿いを歩く人の視線とは平行になるため、横から見ると「見えない」という弱点があります。袖看板はその弱点を補い、歩行者・ドライバーの進行方向から正面で看板を見せることができます。
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袖看板の種類と特徴
①電照箱型袖看板(内照式)
アルミまたはスチール製の箱状の看板内部に蛍光灯・LEDを内蔵し、アクリル面板を内側から照らす内照式の袖看板です。夜間でも昼間と同様の視認性を確保でき、飲食店・美容室・クリニックなど夕方〜夜間の来客がある業態に特に有効です。看板業界で最も広く採用されているタイプです。
- 参考価格帯:¥50,000〜(サイズ・仕様により変動)
- 特徴:昼夜問わず高視認性。電源工事が必要
②FFシート袖看板(ファブリックフレーム)
アルミ製のフレームにFFシート(ターポリン素材のフレキシブルフェイス)を張り込んだタイプです。大判の印刷に対応しており、フルカラーのグラフィックや写真を使ったビジュアル重視のデザインが可能です。面板の差し替えが比較的容易で、デザイン変更やリニューアルの際のコストを抑えられます。
- 参考価格帯:¥60,000〜(サイズ・仕様により変動)
- 特徴:大判フルカラー印刷対応。面板差し替えが容易
③アルミ複合板(アルポリ)袖看板
アルミ複合板に印刷シートを貼り付けた、シンプルな構造の袖看板です。電照なし(非電飾)のため電源工事が不要で、設置コストを抑えられます。日中の視認性は確保できますが夜間は暗くなるため、日中営業中心の業態に向いています。
- 参考価格帯:¥20,000〜(サイズ・仕様により変動)
- 特徴:電源不要でシンプルな設置。夜間視認性は低い
④チャンネル文字型袖看板
アームフレームに立体のチャンネル文字・ロゴを取り付けたタイプです。文字そのものが立体的に見えるため、ブランドの高級感・存在感を演出したい業態(美容室・クリニック・高級飲食店)で採用されます。
- 参考価格帯:¥80,000〜(文字数・サイズ・電照の有無により変動)
- 特徴:高い存在感・ブランド演出。デザインの自由度が高い
⑤のれん型・懸垂幕型
布製ののれんや懸垂幕を外壁から突き出すように設置するタイプです。和食・居酒屋・和風テイストの業態との相性が良く、季節や期間によって容易に差し替えられます。屋外広告物条例上の扱いは「広告旗」として規制対象になる場合があります。
- 参考価格帯:¥10,000〜(サイズ・素材により変動)
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袖看板の設置に必要な許可申請
袖看板は屋外広告物条例の規制対象です。設置場所(都道府県・市区町村)の管轄窓口への許可申請が原則必要です。
許可申請が必要なケース
- 一定面積以上の袖看板(面積・高さの基準は自治体により異なる)
- 商業地域・近隣商業地域・幹線道路沿いの看板
- 電照・照明付きの看板
注意が必要な設置条件
- 道路上空への突き出し:袖看板が道路境界線を越えて道路上空に張り出す場合は「道路占用許可」が別途必要になります。管轄は国道:国土交通省、都道府県道:都道府県、市道:市区町村です。
- 歩道面からの高さ:歩行者の安全のため、歩道面から袖看板の下端まで一定の高さ(概ね2.5m以上)が必要です。自治体・条例により異なります。
- 壁面への固定方法:建物の構造体への取付が必要なため、テナントの場合はビルオーナーの承諾書が申請書類として求められる場合があります。
太陽巧芸社では、屋外広告物許可申請・道路占用許可申請の代行に対応しています。「どの申請が必要か」という確認からお手伝いします。
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ビルテナント・路面店別 設置時の注意点
テナントビルに入居している場合
- ビルの管理規約で袖看板の設置位置・サイズ・仕様が指定されていることが多い。まずオーナー・管理会社に確認する
- 電照タイプの場合、電源の引き込みルート・工事範囲を管理会社と事前調整が必要
- 建物共用部分への取付金具設置は、オーナー承諾書が必要な場合がある
自社ビル・路面店の場合
- 設置場所の用途地域・屋外広告物規制区域を確認した上で、許可申請の手続きを進める
- 壁面の素材(コンクリート・ALC・金属サイディングなど)によって取付金具・アンカーの工法が変わる
- 台風・強風への耐性を考慮した構造設計が必要(特に看板面積が大きい場合)
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費用に影響する主な要因
- 看板サイズ(幅×高さ×奥行き):大きいほど材料費・重量が増す
- 電照の有無:内照式にする場合はLED光源・電気工事費が加算される
- 素材・仕上げ:アクリル・アルミ複合板・FFシートなど素材選択で費用が変わる
- 取付方法・高さ:高所作業・足場・特殊アンカーが必要な場合は施工費が加算される
- 道路占用許可・屋外広告物申請:必要な申請の種類・件数による
- デザイン制作:ロゴ・レイアウトのデザイン費が別途かかる場合がある
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よくあるご質問
Q. 袖看板の突き出し幅に制限はありますか?
A. 屋外広告物条例・道路法・建築基準法により、道路への突き出し量・歩道面からの高さに制限があります。道路境界線を越える場合は道路占用許可が必要です。設置場所の条件を確認した上でご提案しますので、まずはご相談ください。
Q. 既存の袖看板の面板だけデザインを変えることはできますか?
A. 箱型袖看板の場合、アクリル面板またはFFシートのみ交換することでデザインのリニューアルが可能です。フレーム・取付金具が健全な状態であれば、面板交換で大幅なコスト削減になります。まず現地確認でフレームの状態を確認させてください。
Q. 夜間に光る袖看板を設置したいのですが、電源はどこから引きますか?
A. 店舗内の分電盤から専用の配線を新設するのが一般的です。電気工事士による電気工事が必要になります。太陽巧芸社では、看板製作と電気配線工事をセットで対応可能です。テナントビルの場合は管理会社との事前調整が必要です。
Q. マンション1Fの路面店です。管理組合の承認が必要と言われました。
A. 区分所有マンションの1F路面店に袖看板を設置する場合、建物の共用部分(外壁・柱)への取付になるため、管理組合の承認が必要なケースがあります。申請書類の作成についても相談に応じます。
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袖看板・突出し看板の製作・設置は太陽巧芸社へ
太陽巧芸社では、袖看板・突出し看板の設計・製作・設置工事・許可申請代行を一括で承っています。「既存の袖看板をリニューアルしたい」「新規出店に合わせて袖看板を設置したい」「許可申請の手続きがわからない」などのご相談はお気軽にどうぞ。

